ICT機能で感染症対策しながら、生徒のコミュニケーションを活性化
2021/11/02
多久市立東原庠舎西渓校(佐賀県・多久市)
小学1年生/図工/約20名
夏休みの宿題、紙箱を飾って楽しく変身させる「うきうきボックス」の作品を、tomoLinksを使って鑑賞しました。以前は教室の前に展示した作品をみんなで巡回して直接鑑賞していましたが、感染症対策としてtomoLinksを使用。従来の授業方式にICTを取り入れることで多くの作品に触れ、友達の作品の工夫や面白さを味わいました。
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【授業内容】
学年:小学1年生
人数:20人弱
教科:図工
単元:うきうきボックス
ねらい:①自分たちの作品や身近な材料などを楽しく見ること。
②感じたことを話したり、友人の話などを聞いたりするなどして、
形や色、表し方の面白さ、 材料の感じなどに気付くこと。
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作品の写真を貼り付けたワークシート(1枚目)を電子黒板に映しながら全体で作品を鑑賞し合い、そのあとグループ共有機能を使い各自タブレットでお友達の作品を鑑賞しました。気になる作品にはいいねボタンを押して理由を発表し、ワークシート(2枚目)に『○○さんの作品は~~がよかったです。』などの感想を記入しました。
一つの画面の中でお友達の作品を見通すことができるため、巡回型の鑑賞会よりもたくさんの作品をじっくり鑑賞することができ、ワークシートへの感想記入で、発表できなかった児童の意見の取りこぼしが無くなりました。先生は授業の後にも児童の作品や感想を一覧でさっと確認することができました。 また、いいね機能の活用で自分の作品をたくさんの友達が見ていることを実感でき、楽しく授業ができました。
授業を行った先生からは
「従来の授業では児童が動き回って鑑賞したり、児童が前に立って発表する必要があり、授業時間内に収まらない場合がありましたが tomoLinksを使用することで、一度でざっとお友達の作品を見通すことができ、いいねボタンで見たことを確認し合うことができました。」とのお声をいただきました。
※記載内容は、2021年11月時点の内容です