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~EdTech補助事業2022~ 協働学習で自身の考えを共有し学びの理解を深める

2023/01/30

授業支援

茨城大学教育学部附属小学校(茨城県・水戸市)

小学校4年生/算数/約30名

小学4年生の算数「小数のしくみ」の授業でtomoLinksを活用。
tomoLinksを使って、自分の考えをまとめたり、グループやクラス全体で考えを共有することで、効率良くかつメリハリのある授業を展開しました。

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【授業内容】

学年:小学4年生
人数:30人弱
教科:算数
単元:小数のしくみ
ねらい:自分の考えを共有し、小数の大小関係を明確化する
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1人につき4枚ずつ小数の書かれたカードを配布し、「数の大きい方が勝ち」のゲームを実施。
一方で2枚のカードのどっちが大きいか分からないという意見が上がった場面がありました。
そこで自分が思う大小関係と、その答えに至った自分の考えをtomoLinksのワークシートに入力。
クラスメイトにも分かりやすく説明出来るよう、工夫して入力していました。
先生は手元のタブレットでクラス全員の進捗を確認しつつ、机間指導を行っていました。
児童が書き込んだワークシートをtomoLinksで共有。
入力し終わった児童は、他の児童の解答、考えを確認しながら、
「分かりやすい!」、「そういう考え方もあるのか!」など、同じグループの児童と意見交換をしていました。
その後、挙手した児童が自分の考えを発表。
先生は電子黒板でtomoLinksの共有画面を映しながら、黒板に児童の意見をまとめました。

授業の最後には理解度確認のため、教科書の練習問題をtomoLinksのワークシートで実施。
児童生徒が解き終わると、先生がタブレットからリアルタイムでで丸つけをしていました。


板書をノートに書き写す時間を無くしたことで、その分考える時間やワークシートにまとめる時間を多くとれていました。

また、タブレット上で全員のワークシートを確認できるため、一人ひとりに目が届きやすくなり、採点にかかる時間が短縮されていました。


実際に授業を行った先生からは、

・ワークシートがデータとして残るので評価にも利用できる

・児童同士がワークシートに対し”いいね”が押せるので相互評価が簡単に出来るのが良い

とのお声をいただきました。



※記載内容は、2023年1月時点の内容です

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