~EdTech補助事業2022~ AI分析によって授業をデータ化し、活発な研究授業を実現!
2023/04/17
羽咋小学校 他(石川県・羽咋市)
石川県羽咋市の6校の小学校でtomoLinksの授業診断サービスを活用いただきました。
弊社の授業診断サービスは、授業の様子をAI分析によりデータ化し、分析結果をレポートとして提供するサービスで、若手先生の育成や知見継承、先生の新たな気づき、先生同士の活発な議論を促す機会等々、様々な効果、活用法が挙げられます。
画像処理技術によって、児童と先生の骨格を緑色に表示することや、先生の動きを赤い点で表示することができ、児童の挙手率や視線、先生が机間指導出来ているかの分析が可能となります。
今回、羽咋小学校では国語の慣用句の授業で活用。
一問一答による慣用句の説明から授業が始まり、課題提起、個人思考とグループワーク、発表、最後に個人思考、の流れで授業を行い、授業の中で先生が一方的に発話していないか、グループワークで活発な議論ができているか、想定された授業構成になっているか、など振り返りにご活用いただきました。
先生ご自身で設計された授業に対し、「少し話しすぎた、もっと児童との対話を増やしたかった」と声をいただきました。
また羽咋市では、解析データを授業された先生だけでなく、羽咋市内全ての先生に公開することで、 研究授業としての活用や、自身の授業との比較など、多様な場面で有効活用していただきました。
また国語の授業以外にも算数、社会、道徳で活用いただき、様々なご感想をいただきました。
<全般>
・分析を自身でやると大変だったのでやってよかった。
・もう1回やりたい!分析前後の授業の変化をデータで確認したい。
・今後どのような授業を作っていくことが大事か、話すきっかけになった。
・カメラで撮影しているからと言って、児童が緊張している様子はなかった。
<発話比率>
・協働で学ぶ時間が思ったよりなかったため、学校全体で見直しが必要と感じた。
<挙手率>
・新たな視点で参考になった。発問難易度のヒントにしたい。
<視線低下率>
・意図して注目させたい時に視線が前を向いているか確認出来てよかった。
<机間指導の動線>
・支援が必要な児童に対しフォロー出来ているか、動線から確認できた。
※記載内容は、2023年4月時点の内容です
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